席を譲ることができなかった。
- Tetsuya Kondo
- Nov 17, 2018
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今回は直接、空手に関する話はありません。経験された方もいると思いますが、書きたいと思います。
数日前の通勤電車、席に座って日課のスマホでJapan timesを読んでいた(英語の勉強のため)ところ、杖(montbell、山用)を持ち、革の高級そうなリュック を持った方がつり革を持って私の前に立った。杖を持っていたので足が悪いのか?でも山用の杖、お年寄りなら席を変わろうか? と考えた。手を見るととてもつややか、私の手の方がカサカサしている。服装もジーパン、革のジャンバーだったので私と同年齢と思った。また、紅葉の季節で山の散策でも行くのかな?とも考えた。 では顔を見て判断しようか?と思ったところ、顔を見てから、やはりお年寄りだったから「席をどうぞ」とはとても失礼で言えない、と思った。英文を読みながら心の葛藤が続く。どこかのタイミングで気づかれないように顔をちらっと見ようかと思ったがとても難しい。 やがて、降車駅に到着、席を立ち、かばんを網棚から降ろす際にちらっと顔を見たところお年寄りだった。(しまった。 勇気をだして顔を見ればよかった。)去り際に、杖を持ったお年寄りの隣に立っていた女性がその方に席に座るよう、声をかけているのが聞こえた。
この場合、どうすれば良かったのか?顔を見て「席をどうぞ」と声をかけて、断られればそれまでのことだと 思った。断られても「○○の駅で降りるのでどうぞ」とか、「今日は天気が良く、紅葉狩りには最適ですね」とか、話をすれば気持ち良く席を譲ることができたのかもしれないと思った。自分のコミュニケーション力が不足していることを痛感した。以後、気を付けたいと思いました。
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