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栃木県武道館の思い出

宇都宮市中戸祭の武道館が11月2日で閉館になります。この武道館は自宅から歩いて5分の距離にあるため頻繁に利用しました。休日や仕事が終わってから、週に4回は通い、さらにGW、夏休みに入ると、ほぼ毎日通って稽古を行いました。稽古は一人が多く、基本と型を中心に2時間、古武道を1時間、ほとんど休みを取らずに稽古をした思い出があります。大きな武道場で一人で稽古に励むこともあり、梅雨に入る前の初夏は、静寂の中にウグイスなどの野鳥の声を聞きながら稽古を行うことができました。ここに武道館がなければ、今の自分は存在しなかったと思います。古い武道館で1枚ごとの畳の固さが違うため、ぐらつかないバランス感覚や足腰の鍛錬、体幹を強化するのに役立ちました。夕方、夕日が道場にさしこみ、古武道をしている姿が畳に影となって写りこみ、夕方に沖縄の浜辺で古武道をしている自分の姿に思いを馳せたりしていました。他の設備はかなり老朽化していますが、武道場としてはとても気に入っておりました。心残りですが、心よりお礼申し上げます。最後に職員の皆様、クリーニングスタッフの皆様、稽古でお声をかけていただいた武道家、格闘家の皆様、お世話になりありがとうございました。

栃木県武道館、北側の窓から男体山をはじめとする日光連山を眺めることができる。

2試合分の柔道場と剣道場。


武道館内の掲示板に入門者募集の貼り紙を掲示させていただきました。


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