工夫した一人稽古
- Tetsuya Kondo
- Oct 6, 2018
- 2 min read
平日はサラリーマン、週末は家庭人かつ支部長として過ごしております。皆様と同様に仕事や通勤のストレスにさらされ、胃痛や首、腰の痛みなど体に変調が起こることもあります。
私の場合、一週間単位でその状態をリセットできるような生活パターンになっております。その内容を紹介します。
毎朝、出勤前に5~10分間、決めと呼吸を意識したナイハンチ初段~三段と突き、前蹴り、横蹴り、回し蹴り、後ろ蹴り(蹴り切ったところで停止)、巻藁を使った突き、手刀、貫手、トンクアーによる脛鍛え等を行います。これだけ稽古すると体の中から温かくなるので、今年の夏は猛暑だったので出勤中の電車の中で汗が引かず困りました。冬場は体の芯から冷えることはありません。水曜日は定時退社日なので近くの武道館までバスで行き、1.5時間程度、一人稽古を行います。型はナイハンチから始まりHPに掲載しているようなメニューを行います。基本は移動稽古ですが、常に相手が見える状態まで精神を集中させます。自分が想定した相手(体の大きさを変えたり、ナイフを持っていたり、棒を振り回していたり)の攻撃に対し前に出てすぐに受け、相手を制止させた後、突き、蹴り、掴んで投げ技や関節技の攻撃に転じる稽古を繰り返します。型は決めと決めの間に相手の攻撃を想定した動きができるよう繰り返します。最後は呼吸を整えて稽古を終了します。
土日は古武道の稽古を含め3時間ずつ稽古を行います。相手がいる場合は一人稽古で想定した動きを検証し、さらに使える動きに変え一人稽古のメニューに加えます。
もう一つ、重要なのは闘争心ではなく、平常心。そうすれば日頃鍛えた体幹が有効に使えるため、技の破壊力が増します。なぜならスピードが増すからです。(F=1/2 m・v・v)
最後に先人が伝えてきた沖縄空手の継承者を宇都宮で募集しております。
入門、見学、体験等ご連絡お待ちしております。
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