さざんかと古武術
- Tetsuya Kondo
- Nov 25, 2018
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道場の脇に植えているさざんかが鮮やかに咲き始めました。稽古をしながら眺め、熱いお茶を飲みながら眺めます。一人物思いにふけっている時(そんな時間がとれるとき)に幸せを感じます。随分と心が穏やかになってきます。

ふと宮本武蔵の小説を思い出しました。
以下、小説のあらすじ(武者修行で柳生石舟斎に教えを乞うために訪れた武芸者にお断りのしるしとして芍薬の花と手紙を渡します。武芸者は断られたことに腹を立て芍薬の花を受け取らずに帰りますが、たまたま芍薬の花の切り口を見た武蔵が常人が切った切り口ではなく達人が切った切り口であることを見抜きます。柳生石舟斎はそれを見抜いた武蔵に会おうとします。)
さて、宮本武蔵と言えば二刀流です。私は剣術はわかりませんが、サイやトンクアーを扱います。サイやトンクアーも左右片手で持ちます。刀を受けたり刀をはさんで折ったりもします。空手の型が実戦で使えるぐらい間合いを近くして戦います。
写真はそんなことを想像して背景にさざんかを入れてみました。皆さまはどのように感じるでしょうか?
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